防災キャンプ
災害時を想定した防災キャンプ
「停電、断水」を想定した災害時想定の体験シミュレーションを用意しております。
都内から90分も走れば、生活水は湧水、井戸水で都市ガスもない場所で「災害時を想定してのキャンプ体験」提供しています。
火を起こし、電気を作り(自然の力で)時間を過ごしてみる、生活してみる。
実生活における個人の環境差はありますが、当キャンプを経験することで「自分達の環境だったら何できるか」のヒントを得ることが目的です。
社員研修としての防災キャンプ
企業、団体の皆様からは、数名で防災キャンプに申込いただけます。
・非常食の実食経験
・災害応急救護訓練
・外宿泊の経験
を中心に、メニューを選んでいただくのも可能ですし、経験させたい内容を伺い準備する事も可能です。あり得る事を想定して、電気も水道もないところで経験する事で次からの準備対応が変わってきます。
火を起こす
火を起こせる、火起こしの経験と準備ができることは、防災面ではスキルとなりました
改めて火を安全に起こし、防災に活かすトレーニングを提供しております。
80年代90年代中盤までの間、学校生活掃除の時間にあった「焼却炉」は環境面を考慮して廃止・使用不可になりましたし、家の周辺で火を焚く(焚火をする)事もできなくなりました、安全面と環境面を考慮しての結果です。オール家電になると火を実生活で使わな自宅も出てきて
火が消えているご家庭もございます。
防災公園をご存知でしょうか? 災害対策、防災施設の点から「かまどベンチ」という施設がありベンチを外すと火を焚き炊き出しができる施設に変わります。
以下、参照ください。東京都公園協会様のサイトに防災公園が説明されています。
【特集コンテンツ】防災公園を知ろう
“場所と着火具と可燃物さえあればいつでもできるのでは?”
平常時、場所が安全(火事のリスクを考慮している)があり、その目的と申請をしなくては火を起こす事はできません。
実生活から消えつつある「火」を安全に運用できるよう準備する事です。
薪を作る体験
ご自宅に暖炉のある方、或いはキャンプで薪(ストーブ)を使う方以外で薪は不要になりましたが、上記の火を焚く材料として薪は必需品です。
そこで薪を作る体験を提供しています。
停電状態を想定、電気を作り使う体験
風力発電、火力発電、水力発電、太陽光発電、災害時に活かせるのは、太陽光発電或いはそれにより蓄電された蓄電池、非常用バッテリになります。
外でパラソルに入り、非常用蓄電池を使いながら、携帯電話やノートPCは充電できて、火を起こし、コヒーを飲みながら一日仕事をする、ワーケーション体験をしながらの防災キャンプを提供しています。
夏と冬では準備するものが異なりますし、日照時間の違いも体感いただけます。
併せて、BCP対策の初歩準備としてもお勧めできる防災キャンプです。
蓄電池 非常用バッテリをオフィスや工場に持ち込み 使用経験してみる。
災害時の「一時滞在施設」に指定されている場合などは、運用を見据えてシミュレーションを行っていただけます、携帯の一斉充電、照明器具など手に取り使ってみる機会は多いに越したことはありません。1・2日、社食や休憩所にて、非常用バッテリから携帯に充電してみたりする経験もお手伝いしております。平常時に使ってみて、課題をあぶり出し、運用のマニュアルを作るそれを数回繰り替えす事で、自社の運用マニュアルができると考えます。
非常時の食事の体験
ローリングストックを体験して、日頃の生活の中に災害がきたら!という感覚を事前に持っておく体験をしていただきます。よって、この非常時の食事体験は、非常食を食べる体験ではなく日常食を食べていただく体験です。電気もガスもないところで。
非常食と水の備えとして、一人3日分の食事と水9リットル(3リットル/1日)備えましょうとマニュアル化されています。支援が届くまでの間(或は滞在施設で)必要になる必須量です。
(一般家庭と一時滞在施設により準備する量や内容は異なると思いますが)
ローリングストック法とは、日常的に“非常食”を食べ、食べたら補充しておく そんなやり方です。
しかし、日常的に非常食を食べる気になりますか?
我々が提唱しているローリングストック法は、日常品としてストックできるものはストックし食べたら足す そんなやり方です。そのストックしておく(日常的に)物は何が良いでしょうか?
考えましょうというのがテーマになります。
好き嫌いもあります、アレルギーの問題もあります、食べられる食材の違いもあります、人それぞれ欲しい量も違います、子供も大人も乳児もいます。課題は一緒ではないはずです。
参考:帰宅困難者について
住まいが遠方で、災害時に公共交通機関が停止した場合、帰宅が困難となる帰宅困難者は、大都市圏で多数発生すると予想される。2013年に国が発表した首都圏直下地震の被害想定では、首都圏1都4県で640万から800万人発生すると予測され、2012年に東京都が発表した被害想定では、都内で517万人が帰宅困難者になると予想された。
2011年3月11日に起きた東日本大震災で震度5強が観測された首都圏では、大量の帰宅困難者が発生(内閣府調査:515万人)3月12日午前4時時点で約9万4,000人が東京都の施設や都立高校、区市町の施設を利用した。
薪を備える 薪を定期購入できます
間伐材を薪にしております、定期販売しておりますのでご相談ください。
また、薪割り様の台が欲しい方には、そちらも提供しております。配送方法含めご相談ください。
防災キャンプ体験を行う地は、都会の喧噪を離れた北関東の地。
そこには、山があり、川があり、夜になると星空が綺麗で、動物の鳴き声なども聞くことができる都心から90分程度のところとは思えない地です。
山は森林(植林)育成が行われていて、山中には、間伐材もあります。それを山から取り出し
薪にすることで防災対策にもなりますが、災害時の流木被害を軽減する活動にも繋がっております。
事例)災害対策 防災の為に薪を使う施設
数年前、災害時の支援拠点として都と協力関係にある大学校にお邪魔しました。相談事は薪置き棚を作りたいという相談だったのですが、5、60センチ程度に切られた薪が放り投げられているだけでした。使うことを想定しないままでグランドの隅に置いていたのでは、災害時の使う準備にはならないと考えたのでしょう。
参考:流木災害(北九州北部豪雨災害)
2017年7月の北九州北部豪雨災害では、発生流木量が過去の主な災害と比較して多い事が挙げられる、中でも赤谷川では平均の単位面積当たりの発生流木量は平均の約20倍であり、過去最多の流木災害。発生箇所で見ると、山林由来の流木が63%、渓畔林(けいはんりん)由来が28%となっている。
星空のミーティング
オンラインミーティングが常となっている昨今、星空の下で焚火をしながらテーマを持ち寄り語り合うといつもと違う腑に落ちる内容に驚きます。
社内行事で「運動会」を実施する企業がございますが、運動会の目的は、日頃の運動不足を解消する物ではなくコミュニケーション、人間関係の構築にあるわけですが、我々もそんな機会の創出になるものがないか!と考えたのが「星空ミーティング」です
「防災キャンプ」をツールにして各々の、自社の、3年後 5年後のイメージを話す良い時間にして欲しいという思いがあります。
我々bosai2020の仲間は、社内外の仲間で構成されていますが、事あるごとに集まり焚火を囲み話合いをしてきました。そこで自分たちのできる「防災キャンプ」を単に災害対策支援に限定した内容にはせず、我々は事前の準備係に徹し機会提供をする、それから先は参加いただいた方々に決めていただくことにしました。
どうしたらできるか!を一緒に考えさせていただきます。